旅の手帖 〜PARIS編 その4
パソコンの不具合で日記更新できず、そのうち面倒くさくなってサボってましたが、途中で終わるのも気持ち悪いのでつづきです。
・・・パリ4日目。
9日間の旅の最終日、目指したのはモンマルトル。
と、その前に、どうしても行きたかったのがこちら。
ギュスターヴ・モロー美術館。
もともとは、モローが実際に住んでいた住居兼アトリエ。それを、モロー自身の遺言により死後開館した美術館。
なんと、初代の館長はジョルジュ・ルオー!(モローの弟子)
注意してないと危うく見逃しそうになるほど、住宅街にひっそりとある。
入口も手動のドアで、ほんと、モローさんのお宅に「おじゃましまーす」っていう感覚。
芸術家の住まい。
日本に1点でも来たら話題になるような大作が、壁一面に所狭しと飾られている。
モローファンのみならずとも、圧巻の光景。
ファム・ファタール率高し・・・笑。
あのアンドレ・ブルトンも、少年時代にここを訪れ、モローの描く女性たちの虜になったとか。。。
モローとか、ルドンなんかもそうだけど、象徴主義絵画は昔あまり好みではなかったのに、なぜだか最近ものすごく惹かれる。
ああ、やっぱり寄り道して行ってよかった。日本語の解説も充実していたから、モローはやっぱり日本人に人気なんだろうな。
さて、いよいよモンマルトルへ。
モロー美術館から歩いて行けなくもなかったが、モンマルトルはとにかく坂が多いので、なるべく上り坂を避けるルートを考えた。
モンマルトルの丘の上にある、ラマルク・コーランクール駅を下りて少し歩くと、オ・ラパン・アジル!!!
営業は夜9時からなので、とりあえず写真だけ。
観光客向けのプチ・トラン。これに乗ったら楽だっただろうな。。。
いい眺め。
なんかミーハーっぽいなぁ…と思いつつも、映画「アメリ」でアメリが働いてたカフェにも行ってみた。
ムーラン・ルージュ。
ムーラン・ルージュと言えば、ロートレック!
ロートレックと言えば、今、三菱一号館で展覧会やってる。行きたい!
ムーラン・ルージュ界隈は、さすが歓楽街。夜の街。見るからにいかがわしい雰囲気のお店が乱立していて(笑)、若干引いてしまった。
夜の一人歩きはちょっと怖いかも。。。
そんなこんなで、モンマルトルを最後に帰国の途についた。
あっという間の9日間。
振り返ると美術鑑賞メインの旅行だったが、ちょっと欲張りすぎたかな。
次に訪れる機会があるならば、ロンドンならロンドン、パリならパリだけに10日間ぐらいのんびり滞在してみたい。
あと、リバプールは人生で一度は訪れてみたいな、やっぱり。。。
もっと載せたい写真があったのだが、一カ月にアップロードできる容量オーバーでダメみたいなので、忘れた頃にまた改めて。
おしまい☆