高校生の頃、日本史の教科書だか資料集で初めて見た時からずっと好きな絵。
久隅守景 「夕顔棚納涼図」
涼しげな絵です。
今流行りの“グリーンカーテン”に先立つこと何百年??
これはカーテンではないけど、ツタの這う夕顔棚の下で、月を見ながら仲良く夕涼みをする親子3人。
きっと、いい風吹いてるんだろうなぁ。
3人の表情の穏やかなこと。
和みの極致ですね。
これを描いた守景さんは、もともと狩野派の絵師だったそうなのだけど、狩野派の流儀に合わないとかで破門されたんだとか・・・。
でもいいですよね、我流を貫いた結果、こんなに素敵な絵を残してくれたのだから。
あ、ちなみに国宝でござる。